会津鶴ヶ城と茶室鱗閣 [福島県]
会津地方は戊辰戦争終結、今年150周年です。
会津鶴ヶ城天守閣です。
城内に茶室があります。利休の自刃の後、利休の茶の湯が断絶するのを恐れた、会津藩主蒲生氏郷が利休の子・少庵を会津に招き、家康と共に秀吉に取りなしました。秀吉の怒りが解け京に戻った少庵は千家を再興しましたが、その時に少庵が氏郷のために造ったという茶室麟閣が移築されています。
明治7年に鶴ヶ城が解体されるときに市内の茶道家・森川氏が政府に願い出て自宅に移築していましたが、平成2年に元の場所に復元移築されたものです。
待ち合い(ここで茶会参加者は身支度を整えたりして待ちます)
中門(茶室露地へと進みます)
腰掛け待ち合い(亭主の迎えを待ちます)
つくばい(茶室に入る前に手と口を清めます)
茶室・にじり口(ここから身をくぐめて入ります)
麟閣の扁額
麟閣の中庭ではお茶をいただくことができます。抹茶と和菓子セットで600円です)。
麟閣の門前から見た天守閣。赤瓦の美しい姿です。