第55番 南光坊(愛媛県) [四国遍路30年春]
四国霊場第55番札所 別宮山南光坊は今治市の中心街にあります。歴史は古く大宝3年(703)行基菩薩により創建されました。真言宗御室派で御本尊は大通智勝如来。航海の神で総鎮守伊予一の宮(大三島)の大山祇神社と深いかかわりがあります。大通智勝如来は大山祇大明神の本地とされ河野水軍に信仰されてました。
大師堂前から本堂を見る ↓
本堂 ↓
大師堂 ↓
第54番 延命寺(愛媛県) [四国遍路30年春]
四国霊場第54番札所 近見山延命寺は、養老4年(720)行基菩薩による開創です。
第53番円明寺から国道196号線を所々瀬戸内海を見ながら今治方面に走ります。今治はタオルと造船で有名。この時期ちょうど○○学園問題など盛んな時期で。。今治タオルの特徴はその吸水性。普通のタオルの3~4倍の吸水性を持つ優れ物です。
弘法大師が嵯峨天皇の勅命により荒廃していた寺を再興し勅願寺として寺号を円明寺としましたが、第53番円明寺との間違いが多いため明治時代に江戸時代から俗称としてきた延命寺に改められました。
本堂 ↓
真言宗豊山派で御本尊は行基菩薩作と伝わる不動明王です。
境内には大きな馬酔木がりました。
第53番 円明寺(愛媛県) [四国遍路30年春]
四国霊場第53番札所須賀山円明寺は天平勝宝元年(749年)聖務天皇の勅願により行基菩薩により創建された寺で、御本尊は阿弥陀如来です。
境内はさほど広くない。
ここには聖母マリアの透かし彫りのあるキリシタン石燈があります。山門横に宝筺印塔がありますがその前を数歩進んだ奥の方、大師堂横の塀際に高さ40㎝ほどのがひっそり立っていました。 キリシタン禁制の時代、この地方には信者が多くいたそうです。
この寺の駐車場に”とちぎナンバーのプリウスが停まるのを見ました。女性一人だけのようです。翌日にかけてこの後2回出会い、やはり栃木県から一人でやって来たそうで1番から全部まわる予定とのこと。旅先で同郷の人と出会うのも楽しいことです。
緑が綺麗です [宇都宮]
緑が綺麗な季節になりました。
宇都宮市、興禅寺の山門をくぐってみると
左手の石庭の片隅には石楠花が
本堂の前には牡丹の花が綺麗に咲いていました。
(平成30年4月21日撮影)
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