SSブログ

琴平宮早朝参拝 [四国遍路30年秋]

お遍路30秋旅二日目の早朝、金刀比羅宮に参拝した。

早朝5時40分ホテルを出発、小雨が降っていたので、ビニール傘と杖を借用して出かける。755段の階段を登っていった。朝食は7時から、御守りの授与や御朱印は6時からということで7時までに戻らなければならない。一生懸命上った。

IMG_3107.JPG

参拝後御朱印をいただいてすぐ戻る。


遍路中は観光は一切ないので、今回の金刀比羅宮早朝参拝はとてもよい経験ができてうれしかった。




nice!(38) 
共通テーマ:旅行

第74番 医王山甲山寺 [四国遍路30年秋]

四国霊場第74番 医王山甲山寺は真言宗善通寺派、御本尊は薬師如来(真言はおんころころせんだりまとうぎそわか)。標高約82mという小さな兜(兜というより陣笠のような)のような形の甲山の麓にある。弘法大師は幼少のころこの辺りでよく遊んだという。

山門 ↓



大師堂の左手に、岩窟と毘沙門天を祀ったお堂がある。縁起では壮年になった大師が寺を建てる霊地を探していたところ、甲山の岩窟から翁が現れてこの土地を選ぶよう勧めた。大師は翁が毘沙門天だと悟り像を刻んで本尊として岩窟に安置したという。また、甲山寺の南東15㎞の満濃池は大宝年間(701~03)に築かれたが、その後洪水で堤防が決壊、修復工事が出来ないでいたところ弘仁12年(821)に弘法大師が別当をつとめることになり、工事の成功を祈願して薬師如来を刻み、3カ月で修復した。完成後に賜った報奨金の一部を寺の建立にあて山の形が毘沙門天の甲冑に似ているので寺号を甲山寺と定めて薬師如来を安置したという。



nice!(36) 
共通テーマ:旅行

第73番 我拝師山出釈迦寺 [四国遍路30年秋]

四国霊場第73番 我拝師山出釈迦寺は真言宗御室派、御本尊は釈迦如来(ご真言は、のうまくさんまんだぼだなんばく)。  

本堂 ↓


ここも印象深いところでした、。弘法大師7歳のころ仏道に入り多くの人を救いたいと発心し我拝師山に登り、「願いが適うなら釈迦如来よ姿を現し給え、叶わぬならわが身を捨てて諸仏に奉る」といって断崖絶壁から身を投げた時、紫の雲がたなびき、落下する幼子を天女が抱きとめ、釈迦如来が現れたという。その場所が現在は奥の院となっている捨身嶽禅定で、境内には捨身嶽遥拝所があります。↓

ここから南無大師遍照金剛と御宝号を唱えて遥拝。石碑には幼子を抱きとめようと手をさし伸べる天女が彫り込まれていて美しい。

境内から奥の院までは約1.4㎞、急な坂を50分程登り、さらに捨身ヶ嶽行場まではそそり立つ岩壁をよじ登らなければならないそう。



 

nice!(34) 
共通テーマ:旅行

第72番 我拝師山 曼陀羅寺 [四国遍路30年秋]

四国八十八カ所第72番 我拝師山曼荼羅寺は、」真言宗善通寺派、御本尊は大日如来、(真言はおんあびらうんけんばざらだどばん)。

寺伝では四国霊場では最も古い推古4年(596)弘法大師の出自である佐伯氏の氏寺として創建され、大師が唐から持ち帰った金剛界、胎蔵界の曼荼羅を安置し、寺名を曼荼羅寺としたとある。

仁王門 ↓  仁王の後ろ側には大きなわらじが奉納されている。

大師お手植えの不老の松がマツクイムシにより枯死した後に笠松大師が安とされている(仁王門横)。


仁王門を入って左手に鐘楼と大師堂 ↓




仁王門正面が本堂 ↓


nice!(21) 
共通テーマ:旅行

第71番 剣五山弥谷寺 [四国遍路30年秋]

第71番 剣五山弥谷寺(けんごさんいやだにじ)は真言宗善通寺派、御本尊は千手観世音菩薩(真言おんばざらたらまきりく)。


高松市内で昼食の後、高松ICから高速道に入り、三豊市三野町の弥谷寺に向かいます。途中通過していく丸亀市はうちわの町で有名、全国シェア90%、ある調査では外国人の人気土産品1位は白い恋人、香川のうちわは京都の八橋をぬいて全国9位だそう。

坂出市は瀬戸大橋の香川県側の拠点。讃岐富士とよばれる飯野山を望みながら走り、弘法大師の故郷である善通寺市を過ぎていきます。金毘羅さんを祀る象頭山や善通寺の背景となる五岳山の説明を等聞きながら三豊ICで一般道路に。高松からおよそ40分ほどで弥谷寺に到着。


弥谷寺は山の中腹にあって、本堂までは合計570段の階段を登らなければならず、讃岐一番の難所といわれている。大師堂まででも370段あり、今回はバスの駐車場からここまで寺のマイクロバスに乗り換えました。

本堂へはさらに170段の急な階段を登り、その途中には岩肌に阿弥陀三尊像や磨崖仏が刻まれていて、到着した本堂前からは讃岐平野の絶景が一望できます。

本堂前からの眺め ↓


弥谷寺は自然の立地を上手く生かして造られている。↓これは本堂から大師堂への間の風景。


大師堂 ↓ 靴を脱いで堂内に入る。堂内奥の岩窟は奥の院「獅子ノ岩屋」。幼少の頃の弘法大師がここで勉学に励んだという所で大師像など安置されている。



次は72番曼荼羅寺に向かう。

nice!(24)  コメント(6) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。