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四国遍路29年秋 ブログトップ
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第44番 大寶寺 十一面観音と大わらじ [四国遍路29年秋]

四国霊場第44番菅生山大寶寺の御本尊は十一面観音です。秘仏です。

本堂と大師堂の間にたっている十一面観音菩薩の姿が紅葉を背景にして美しかったです。




仁王門には大きなわらじが奉納されていました。

 

大寶寺が今回の遍路最終目的で、この後、砥部市で昼食をとりました。砥部市は焼き物が有名ですが道路脇には砥部焼の柔らかな温かみのある白磁に藍色を使ったオブジェがいろいろ見られました。開花亭という食事の場所で目にした書に一瞬、あいだみつおがなぜここに?と思ってしまいましたが、それは砥部市の坂村真民さんという詩人、宗教家の作品であることを後からしりました。箸袋の裏側にも「二度とない人生だから」という詩が独特の文字で印刷されていました。


次回は、四国遍路平成30年春の旅です。

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第45番岩屋寺 [四国遍路29年秋]

平成29年秋遍路の最終日です。道後温泉のホテルを7時半に出発し、第45番岩屋寺に8時40分頃つきました。

四国霊場第45番海岸山岩屋寺の御本尊は不動明王、開基は弘法大師です。


麓の山門をくぐってから、長く急な参道が続き、頭上に切り立った岩壁を仰ぎ見た時やっと到着したかとホッとしました。

 


本堂は100mほどのその切り立った岩壁の下にたっています。岩にははしごが取り付けられてあって、行場に上るのは自己責任でとありました。

一遍上人聖絵には岩屋寺とその逼割行場が描かれています。実際目にすることができて感激しました。


 


紅葉がとても綺麗でした。


岩屋寺住職作、芹洋子唄の「鈴の音山河」という歌を道中ガイドさんが歌ってくれました。

それは、「菜の花畑を鈴がいく  お遍路さんの鈴がいく 赤い椿のトンネルを くぐれば着きますお札所へ リンリン リンリンお札所へ」という歌です。ガイドさんの綺麗な声と相まって心に響く歌でした。



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四国霊場第40番から菩提の道場へ入ります [四国遍路29年秋]

四国霊場第40番から愛媛県の札所、ここから[菩提の道場]に入ります。


第40番は平城山観自在寺。200年前のものという山門は総欅造りです。


 


第41番の稲荷山龍光寺は神仏習合の寺として栄えたことがよくわかります。 参道は山門でなく石の鳥居をくぐります。 神仏分離令で旧本堂が稲荷神社の社殿となり新たに本堂が建てられて、御本尊は十一面観音菩薩ですが、大師勧進の稲荷大明神も合祀されています。


 


第42番一か山仏木寺です。


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茅葺きの鐘楼が良い風情でした。


 


このあと第43番源光山明石寺へ。本堂外陣の天井絵は信徒が奉納した絵馬。マリリンモンローの絵などもありました。


この後、番外霊場十夜ヶ橋に。新しいお大師様の石像にきらきらしいピンク系のふっくら綿布団がかけられているのにびっくりしました。


平成29年秋の遍路三日目の夜は道後温泉に宿泊しました。参加者30名の内に11月誕生の人が4人いました。みんなで誕生日のお祝いをしてあげました。バースデーケーキは全員にいきわたるように切ってもらいホテルからも4人にプレゼントがありました。

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第39番 赤亀山延光寺 [四国遍路29年秋]

四国霊場第39番赤亀山延光寺は、「修業の道場」最後の札所です。御本尊は薬師如来。


山門 ↓

 


山門を入ると背に梵鐘をのせた亀の像があります。境内に棲んでいた赤い亀が竜宮から背にのせて持ち帰ったとの伝説があります。

梵鐘に延喜11年(911)の刻銘があり国の重文になっています。


 

また、本堂のすぐ横手に「目洗いの井戸」があり眼病に霊験ありといいます。


こちらの亀と第20番鶴林寺の鶴と、特別御朱印をいただくことができます。


 

お寺から長寿のてぬぐいとキャンディのお接待をいただきました。長生きしてもらうよう母におみやげにしたらとても喜びました。

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足摺岬 [四国遍路29年秋]

四国霊場第38番 金剛福寺の宿坊に泊まった翌日巡礼出発前に足摺岬にいきました。


金剛福寺から歩いて2~3分です。

椿が群生していてその花の季節は見事だと思います。

ジョン万次郎の像と後方に見えるのは金剛福寺の塔です。



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