お茶 新年の初稽古 [茶の湯]
1月8日(土) 今年初めての御茶の稽古日。10時少し前に教室・先生のお宅にお伺いしました。玄関さきには、打ち水がされ清々しく、気持もシャキッとして玄関を入らせていただきました。
今日のお軸は「無我」 床の花は大きな景徳鎮の花器に松と南天。 待合の花は柳と椿。
いつもは洋服で稽古を行う人もこの日は、新年ということで、全員和服姿で参集しました。遠い所から電車で来る人も着物を持参し着替えをしました。
普段着つけていないと、帯の結びもなかなか上手にできなくて、稽古場の隣の部屋では、着つけ教室も開催中。 帯の形を作って仮紐で押さえます。
帯揚げと、帯締めがきれいに仕上がっていると美しい。 帯締めの結び方にコツがあります。
美しい姿に仕上がりました。
お正月の稽古ですので、「真台子のお点前」です。台子の上に棗、下段に水指、杓立(柄杓と火箸)、蓋置を仕組んだ建水を飾っておきますので、火箸の扱い、柄杓の扱い等が加わります。
釜は大蓋なので立ち上る湯気が温かい気分にさせてくれます。
主菓子は、「花びら餅」です。昔は宮中でのみ食されていたものが、明治時代裏千家11世玄々斎のとき、初釜に使用することを許可されてから一般でもいただけるようになったそうで、細い牛蒡と甘い白味噌餡を“ぎょうひ”でつつんだお菓子です。
お茶をいただき、その後、道具の拝見の後、棗と茶杓が返されたところ。棗は跳ね兎の絵でした。
午前の部参加者がそれぞれカメラに収まり、おいしいお茶をいただいて楽しい初稽古となりました。来週からは、社中の「初釜」のため、本格的に真台子の炭点前から続けてのお稽古をすることになります。
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今日は富士山はみえないけれど、とてもきれいな夕焼けの色でした。
新年を迎え着物姿で身が引き締まりますね。
年初めのお茶は何と言うんでしょう?
by 旅爺さん (2011-01-10 08:36)
昔に比べて着物を着る人も少なくなりましたがやはり
着物っていいですね~着物そのものが日本の文化ですね。
花びら餅のいわれは知らなかったです。美味しいですね^^
by citron (2011-01-10 10:07)
旅爺さん 初点(はつだて)とか、初稽古とかいいますが、新年初めての茶会を「初釜」といいます。床の飾りも結び柳と椿の約束、炭点前をして懐石、主菓子は花弁餅、濃茶、薄茶をいただきます。
わが社中では当番で役割を決め、それぞれの稽古をして例年1月末か2月初に茶会を催すことにしています。
citronさん 着物は洋服よりずっと暖かいので、今の時期は良いですよ。花びら餅はお店によって少しずつ味がちがうので、楽しみです。
by れもん (2011-01-10 12:18)
昨日は真岡の大崎神社に行ってきました。
街はだるま市でにぎわってました、骨董市もやってましたよ。
by 旅爺さん (2011-01-10 12:25)
やっぱりこの時期は「花びら餅」ですね~。
by ぴーすけ君 (2011-01-10 18:04)
夕焼けすごく焼けた一日でしたね^^
by ハイマン (2011-01-10 22:24)
初釜、一度だけ行った事があります。
その時にはなびら餅を初めて食べました。
とってもきれいなお菓子ですが、味はどうしても・・・。
by youzi (2011-01-12 21:33)