道の駅 おもいがわ （ 思川と姿川） [地域紹介]
道の駅「 思川」は、栃木県南部小山市の、国道50号線沿いにある普通乗用153台、大型29台、障害者用3台の駐車場をもつ比較的大きな道の駅です。
地場産の野菜等特産品を求めて、道の駅巡りをするのが好きですが、館内の紹介はなかなか難しいものです。 展示品等の写真は撮りづらいし、蕪や大根の写真ばかり載せても、どこの道の駅も同じような風景になってしまいます。そこで、道の駅の情報は、ホームページをご覧いただくこととして、思川という川が近くを流れている、この川に関する昔話を紹介したいとおもいます。
・・・・・ 思川と、やがて思川に合流する姿川が流れていますが、ここより少し上流、花見が岡という所に、昔、仲のよい若夫婦が住んでおりました。
幸せに暮らしていましたが、妻が病にかかり寝込んでしまいました。夫は早くよくなるようにと願かけをしましたが、このことを妻が知るとかえって気にかけるだろうと、夜、妻が眠ってから内緒で近くの神社に通っていました。
ところが、妻が夫が夜遅く外出するのに気づき、これは、病身の自分を捨てて他の女性の所に走ったのではないかと疑って、次の夜、夫が出かけた後をひそかにつけていったそうです。
必死で後をおっていきますが、どうにも熱く水を飲みたいと川のふちに寄っていき、水をのもうとすると、そこには嫉妬に狂った自分の姿が大蛇と化して写っていました。
余りのみにくさに妻はしばらくの間、思い沈んでその付近をさまよいあるいたけれど、とうとう川に身を投じて亡くなったということです。
そこで、姿をうつしたあたりの川を姿川、思い沈んでさまよった川を思川とよぶようになったのです。・・
道の駅思川の所在する小山市は、ユネスコの無形文化遺産に登録された結城紬の産地です。また、間々田紐という美しい組紐もあります。農産物だけでなく、こういう誇れる特産品もある小山市です。
おはよう御座いま～す♪
留守中爺の拙い記事を見て頂いて有難う御座いました。
道の駅思川には時々行きますが、思川と姿川の話は
知りませんでした。昔話って楽しいですね。
by 旅爺さん (2011-12-02 07:09)
ご訪問アリガトウございます。
可哀想な民話ですね。
by Silvermac (2011-12-02 22:42)
哀しいお話ですねえ。
お互いを思いつつ．．．嫉妬ってどうしても消せないのかなあ。
道の駅って時間があれば寄るようにしています。
その土地の名産を見ることができて好きなんですよ。
by ナツパパ (2011-12-03 09:05)
宇都宮市の西端の姿川地区の住人ですが、この話は知りませんでした。
何ともリアリティのある話ですね。ひとの心はそんなものか。
◯曜スペシャルの「川伝説殺人事件」とかになりそうな話ですね。
by 春分 (2011-12-03 10:08)
道の駅思川の菊花展も見に行きましたがもう終わったでしょうね。
今度は何かイベントがあるのかな？ 退屈時は道の駅巡りもいいですね。
その後の記事も楽しみにしてます。
by 旅爺さん (2011-12-04 07:12)