西国札所巡り 第23番 応頂山勝尾寺 [札所巡り]
9月21日、応頂山勝尾寺へは新大阪から北大阪急行線り中央駅まで行き、そこからは阪急バスにのりました。バスは片道約40分。勝尾寺のさらに上に霊園があるとのことで彼岸中とて霊園直通の臨時バスが出ていましたが、それにもかかわらずバスは往復とも満員でした。45分間立ち通しの上に道は急なカーブが続くので少々疲れ気味で、勝尾寺門前で下車。
この右手の建物にある受付を通って入山します。
山門 正面↓
山門裏側 勝王寺 とあります。第6代座主行巡上人が清和天皇の病気平癒に効験を示したことから、王に勝つ寺「勝王寺」の寺名を賜ったのを寺は「王」を「尾」に控えた、そうです・・。
山門をくぐると広い弁天池があって
なんと霧まで起こして派手な演出?と思ってしまいました。バックの建物はトイレ。清潔でした。
涼しい木陰の続く長い階段を上っていくと朱色の優美な姿の多宝塔が見えてきました。
さらに石段を上っていくと
本堂 御本尊は十一面千手観世音菩薩 扉はしまっていて拝見できなかった、残念。
源氏、足利氏、豊臣氏が戦勝祈願したことから庶民の間に古くから「勝運の寺」として信仰されるようになったそうです。勝負事や願いがかなうと授かった「勝だるま」を奉納する習わしで本堂への参道の途中にあるだるま堂には奉納された「勝だる」がびっしり並んでいました。
また、参詣客の引いたダルマのおみくじが境内いたるところにおかれていました。
創建当時(767)の建物は、源平合戦で焼失し、現在最古の建物は鎌倉初期、源頼朝が再建した薬師堂が現存する。本堂と山門は豊臣秀頼の再建です。
~~~~~ ここで今回の西国札所巡りの旅は終了(まだ13か所残っている)。今度はいつになることやら・・。3日間、札所だけを駆け巡ってきたけれどこういうのは疲れる。次は少し観光も入れてのんびりというのが良いなと今は思ってます。 ~~~~~
満員のバスに1時間近くも立ち通しは、疲れますね。
それでもこの景色!
立派な山門、カラフルな二体の狛犬さん。お口はちゃんと、アウンになっている感じですね。
池から上がっているのは一瞬、間欠泉かと思いましたが・・・
最古の建物が鎌倉初期に建立されたものとは…歴史のある古刹なのですね。
by hana2013 (2013-10-08 23:21)
随分と広大な敷地の素晴らしい寺ですね。
西国札所めぐりでは白装束の巡礼姿なんでしょうか?
by 旅爺さん (2013-10-09 06:03)
バスも45分の立ち通しは疲れますね。ましてカーブとなれば、
立派なお寺ですね。狂犬が綺麗に装飾されているんですね。
多宝塔も美しく奉納されただるまもびっしりでだるまのおみくじも
初めて知りました。可愛くておもしろいですね!
by citron (2013-10-09 09:15)
お疲れ様でした。
いいなあ~行ってみたくなりました。
by Take-Zee (2013-10-09 19:37)
皆さんnice&コメントありがとうございます。
ツアーに乗ってしまえば楽なのでしょうが、自分の足を頼りに計画すると初めての場所でもあるし大変なことがあります。
西国札所は今回は特に思ったのですが時の権力者の庇護があったせいなのか広大な敷地に荘厳な建物が多いと思いました。質実な坂東札所の印象とはずいぶん違います。
札所巡りとはいっても白装束ではなく普通に旅行するときの服装で行っています。靴だけはしっかりしたものをはいて。
時間にゆとりを持って計画すると楽しめると思います。
by れもん (2013-10-09 22:31)