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田川の橋を歩いてみる① 宮の橋 [宇都宮]

JR宇都宮駅のそばを流れる田川。日光市内標高500m程度の源流部から続く今市扇状地から形成される上流域、沖積低地で平坦な地形で宇都宮市街地が広がる中流域、広大な水田地帯の下流域からなりやがて鬼怒川に合流する約78㎞の川。宇都宮市街地には14の橋がかかっているそうなので運動がてら橋を順番に歩いてみることにしました。

はじめはやはり駅正面大通りの「宮の橋」から。

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「宮の橋」は宇都宮駅前にかかる田川を代表する橋。東北本線宇都宮駅が開業して翌年の明治19年に本格的木橋となった。幅42mは田川の橋の中で最大。長さ50.1m。幅」42.0m。平成7年(1995)完成。

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 ↑  宇都宮駅方面を見たところ。  ↓  

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駅を背にして橋を渡るとすぐ天台宗の「宝蔵寺」があります。楼上に梵鐘。「およりの鐘」といいます。

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江戸時代は夕方6時頃になると町の出入口は木戸が閉められ通行が出来なくなった。旅人はこの鐘の音を聞いて足を速め、城下の民も静かに一日を終えたといわれている。元々は宇都宮氏8代の貞綱公が父母の墓のある東勝寺(廃寺)に寄進したとされている。明治時代に招魂社に置かれた時期もあったので「招魂社の鐘」とも言われる。招魂社は現在護国神社となって市内西の方にあります。

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上流に向かって歩き、次の「幸橋」へと向かいます。


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