第4番 施福寺 法螺貝と掛念仏に励まされ [札所巡り]
第4番札所の施福寺は、今回の巡礼旅第1番から第8番札所までのうちで最大の難所でした。
バスがやっと通れる程の細い道を行き駐車場から歩いて参道の入り口手前の食堂兼土産物屋?で昼食。これからすぐ歩くのだけれど頑張って完食。
足に自信のない人は前に・・と聞こえましたが友が自信あるというので、私は自信はないけれど後の方適当な所に入れてもらいました。
水を持っていよいよ出発です。参道の入り口で住職様が法螺貝を鳴らしました。これからお山に入らせて頂きますという挨拶でしょうか。
しばらく緩い坂道を登り小さな山門をくぐりました。お店の主人が話してましたが午前中雨だったそうで、幅1m程の細い道は滑りやすくその上に急坂です。
歩き出して間もなく、先達の住職様の"慚愧懺悔、六根清浄"の掛け声に習って私達も同じように大きな声で続きました。掛け念仏というのだそうです。ゆっくりとした一定のリズムで唱える掛け声に合わせていると自然に足が一歩一歩進んでいくようです。
立った位置からとっているのでそんな急には見えないかもしれませんが急坂が延々と続きます。
足は何とか大丈夫なのですが、いよいよ苦しくなって少し休みたいと思つていると幸い休憩になりました。 休憩といっても少し止まって深呼吸。下りて行く人を何人か見送ってから又歩き出しました。
かけ念仏もおしまいの頃は後ろの男性達半ば自棄になっているような調子で怒鳴るので笑ってしまいました。が、それも住職様と掛け合いを楽しんでいたのかもしれません。
前のほうで法螺貝が響いてきました。もう少しだから頑張れ~といっているような気がしました。境内に近づくと一人一人を迎えてくれるようにして法螺貝を吹いていて下さっていて嬉しかったです。
雨水を貯めたタンクから僅かに流れ落ちる手水で清め、お堂に上がり例によりお勤めをしました。
靴を脱いで堂内に入り、すぐそばで御本尊を拝してきました。また、素晴らしい馬頭観音があって私はこちらの方にひきつけられました。高さ70㎝位?存在感のある観音様でした。
この札所は個人で訪ねるのは大変と思い、友人のために別に御朱印を頂いてきました。他の所はともかくここは後で同行を請われても無理ですから。
第4番札所施福寺は、法螺貝とかけ念仏に励まされて参拝出来たようなものです。撮った写真の時刻からみると上るのに40分ほどかかったと思います。
次は5番札所葛井寺です。
険しい山道を登ってこその達成感に浸れるんでしょうね、修行とはそんなものなのでしょうね。
by 馬爺 (2015-04-22 21:34)
ツアーで施福寺はどうなんだろ(ちょっときつそうだ)?と思ってましたが、
やっぱり行かれたんですね。
たしかにもう行きたくない感があるほどきつかったです。
(といいつつ2回登って内一度はどしゃ降りでしたが…)(´-ω-`)
by Sazaby (2015-04-22 21:45)
こんばんは。
ご訪問、nice! ありがとうございます。
宜しくお願い致します。
by YUTAじい (2015-04-22 22:22)
皆さん nice&コメントありがとうございます。
馬爺さん 少しきつかったですが爽やかな気持ちになれました。いい思い出です。
Sazabyさん 以前にSazabyさんのブログを拝見していたので覚悟していましたが思った通り大変でした。ここをどしゃ降りの雨で登ったとは立派ですね(笑)。
YUTAじいさん こちらこそよろしくです。
by れもん (2015-04-23 18:18)
随分しんどそうな修行ですが、足腰がガクガクしませんでしたか?
無事お参りも終わったので観音様のご利益がある事でしょう。
by 旅爺さん (2015-04-23 19:34)