第73番 我拝師山出釈迦寺 [四国遍路30年秋]
四国霊場第73番 我拝師山出釈迦寺は真言宗御室派、御本尊は釈迦如来(ご真言は、のうまくさんまんだぼだなんばく)。
本堂 ↓
ここも印象深いところでした、。弘法大師7歳のころ仏道に入り多くの人を救いたいと発心し我拝師山に登り、「願いが適うなら釈迦如来よ姿を現し給え、叶わぬならわが身を捨てて諸仏に奉る」といって断崖絶壁から身を投げた時、紫の雲がたなびき、落下する幼子を天女が抱きとめ、釈迦如来が現れたという。その場所が現在は奥の院となっている捨身嶽禅定で、境内には捨身嶽遥拝所があります。↓
ここから南無大師遍照金剛と御宝号を唱えて遥拝。石碑には幼子を抱きとめようと手をさし伸べる天女が彫り込まれていて美しい。
境内から奥の院までは約1.4㎞、急な坂を50分程登り、さらに捨身ヶ嶽行場まではそそり立つ岩壁をよじ登らなければならないそう。