第46番 浄瑠璃寺(愛媛県) [四国遍路30年春]
四国八十八ヶ所巡礼二日目(平成30年4月16日)は、四国霊場第46番医王山浄瑠璃寺からです。
真言宗豊山派で、ご本尊は薬師如来。
この辺りは、遍路の元祖とされる衛門三郎のふるさととして知られ参道入口の石段左に正岡子規の「永き日や衛門三郎浄瑠璃寺」の句碑がありました。
前日宿泊した遍路宿・長珍屋とは道路を挟んで斜め向かいにあるお寺で、朝一番7時半頃に参拝した時、庭は帚の目もくっきりと掃き清められていて清々しい気分になりました。
境内には市の天然記念物に指定されているイブキビャクシンの大木があります。
大木の間を通り抜けて裏に回ると手入れされたボタン園が広がっていました。
ボタン園の一角に戦没者の供養塔が建っています。人々の思いが書きこまれたたくさんの皿が埋め込んであり、正面に御詠歌の譜も設置されていて、それを見ながら御詠歌の上手が歌ってくれるのをみんなで聞きました。
次は第47番八坂寺へ向かいます。