西国札所巡り 第14番園城寺(三井寺) [札所巡り]
西国札所第14番 長良山園城寺 本尊;如意輪観世音菩薩
多気山巡礼会の西国33ケ所巡礼の旅2日目は8時にホテル出発、30分ほどで第14番園城寺(通称三井寺)に到着しました。堂々たる仁王門をくぐって、
その先石段を上がって行きます。
参詣者は私達だけ。靴を脱いでお堂に上がりお詣りしてきました。
ここは2回目です。H22年8月に来た時茶店で頂いた冷やしあめが美味しかったこと思い出しました。
今回の旅で御朱印帳に重ね判をもらうことを初めて経験しました(同じ札所巡りの御朱印帳を2冊は持たない)。
御朱印はスタンプではありません。心をこめて納経した証としていただいたものであるから大切にして、最後はたとえば大切な人を送る時に(或いは自分の)柩に入れるものと教わりました。
そうすると観音様がすぐに来てくださる!!
帰りは国宝の金堂(本堂)を左手に見ながら駐車場へ。
園城寺といえば、「三井の晩鐘」。土産物店で買ったと小さい鐘を杖に付けて歩いていた人がいていい音がする。その土産に気づかなかったのが残念でした。
次は13番石山寺へと向かいます。
西国札所巡り 第30番竹生島宝厳寺 [札所巡り]
4月12日から3泊4日で西国33ケ所巡礼の旅にでました。今回が最終回。
東京8:33発ひかりで米原へ。米原駅からは借り上げバスで長浜市内へ向かい昼食。郷土料理の焼き鯖ソーメンがとてもおいしかった。食後に旧北国街道沿いを散策。
バスに乗り、長浜港へ向かい船で竹生島へ渡ります。以前に来たときは波が荒れて欠航となり、竹生島へ渡ることが出来なかったので今回は楽しみにしていました。約30分のクルージングの後、竹生島へ到着。
国宝の唐門は工事中のようでした。少々狭く薄暗い観音堂の中でお勤めです。法螺貝にはじまって~読経~御詠歌~法螺貝で終了。
お勤めの後は船の時間まで自由行動。急な階段を上がって本堂(弁天堂)へ。堂々とした朱色の建物が美しい。
お天気がよく、桜もまだ残っていて、三重の塔前からみる琵琶湖の景色は素晴らしかったです。
観音堂から舟廊下を通りぬけて都久夫須麻神社へいってみました。湖に面する鳥居に向かい投げたたくさんの瓦が重なりおちていた。
初日はここだけ。琵琶湖を見ながら雄琴温泉の旅館へと向かいました。
第6番 壷阪寺と第7番 岡寺へ [札所巡り]
第6番札所 南法華寺-壷阪寺-
バスが細い 山道を上がって、第6番札所の南法華寺に着きました。通称、壷阪寺と親しまれ-壷阪霊験記-で知られているお寺です。山門を入ると山吹の黄色い花が綺麗に咲いていました。
御本尊は眼病平癒の信仰を集める目の仏様で、お堂の中に入り、両眼を大きく見開いた御本尊の前にたち、鈴を鳴らしてお願いしました。白内障が進行しないように...。
こちらの目のお守りは、名前の書いた札を二つに割り、片方はこのお堂の中に納め、もう一方は持帰りお守りとするというものです。
境内には大きな白い石像があって、これは先代のご住職がインドでハンセン病患者の救済に尽力した縁により、インドで刻まれたものなのだそうです。
この地方は昔から薬草が採れる地で大和売薬-だらにすけ -が名物とか、皆さん求めていたようです。
第7番札所 岡寺へ。
長閑な風景を眺めながら岡寺の駐車場に着きました。下車してかなり急な坂道を登って行きます。
本堂に上がりロウソクをあげ整列しました。いつものようにお勤めをしました。一心祈願被災地復興と唱和している時ふと胸に込み上げてくるものがありました。
ここで今回の札所巡りは打ち止めとなるので感慨深かった。おみやげ用にお線香を買いました。バスに乗り最後のお勤め。
昼食は飛鳥石舞台の近くのレストラン。
食後は少し時間がありこんな物を買い物
たくさんの修学旅行の高校生に混じって行列しソフトクリームをゲット、おいしそうに食べている人がいらっしゃいました。
帰路は新大阪駅から15時30分発のぞみ236号。売店で柿の葉寿司を買いました。帰宅後夕食に頂きましたがとても美味しかった。
他のお土産は
胡麻と黒大豆がたっぷり載ったクッキー
こくがあってとても美味しい。
東京発18時28分発やまびこ155号で宇都宮に19時18分到着。駅で解散。無事に帰宅しました。
平成27年4月13日から16日まで3泊4日の旅、
今回初めて本格の巡礼に参加させて頂きましたが毎日清々しい気持ちで過ごしとても楽しい旅でした。心良く受け入れて下さったご住職様と多気山巡礼会の皆様に心から感謝しています。
第8番札所 長谷寺へ [札所巡り]
西国33札所巡りの旅の最終日は、長谷寺からです。
朝8時15分に徒歩で宿舎を出発、門前町の店先に置かれた桶の中にたっぷり浸されたヨモギ等見ながら行くと、右手に番外札所の一つ、法起院があります。ここは帰路によるので通り過ぎます。10分ほどで長谷寺に着きました。
まだ朝のお掃除等、参拝客を迎える準備の最中でした。開門まで少し待ちます。
美しい緩やかな長い階段をゆっくり上って行きます。
右手の方に荷物を持って歩くのは旅行会社の担当の方です。私達全員の御朱印帳や掛軸等を持って、私達がお勤めしてる間に納経所で御朱印を頂いてくれるのです。
あの第4番札所の施福寺へもこのようにして重さ20㎏はあるでしょう荷を抱えて上がってくれました。心から感謝です。
最後尾は巡礼会の会長。七十〇歳です。
少し記念写真をとる余裕も出てきました。帽子を手に持っています。参拝の時、菅笠はかぶったままでいいそうですが帽子はとります。
いつものように御住職と会長のお二人による法螺貝でお勤めがはじまります。お経、御詠歌など例によりお勤めしました。牡丹はまだまだ先のようです。
この後バスに乗る前に、札所番外の法起院に寄ります。こじんまりとした境内です。
ここは、西国33札所巡りの仕掛け人とされる徳道上人が御本尊。上人が晩年隠棲した所とされいます。例によりお勤めをしました。
バスに乗り、ガイドさんの長谷寺縁起-わらしべ長者-の物語を聞きながら明日香へと向かいました。
第5番札所 葛井寺 [札所巡り]
施福寺から葛井寺までバスに乗り1時間ほど移動。駐車場から住宅街の中の細い道を10分程歩き葛井寺に着きました。地名は-藤井寺-とあります。
朱色の南大門の正面に本堂、境内左右に藤棚がありきれいに咲いていました。
例によりお勤めをしました。
こちらの御本尊は十一面千手千眼観音菩薩(秘仏、国宝)。ガイドブックによれば光背のように広げた1001本の手に中の手40本、胸前で合掌する2本を加え1043本の腕を持つ天平仏という。実際に拝見したかった。
定年を機に始めたことがなぜ札所巡りの旅だったのかと考えてみると、お寺や仏像が好きだったからというのが理由の一つかなと思います。美しい仏像を見ていると落ち着きます。
それにしても家に病人がいたり気がかりなことがあれば出て来られない。全く心配事がない生活とは言えないけれどもこうして心おきなく観音巡礼できるということは幸せなことだと思います。
この日の宿は長谷。天然温泉と広い部屋で寛げました。この旅の最後の宿泊というので御酒の方もだいぶ進んだようでした。明日は長谷寺です。