第67番 大興寺(香川県) [四国遍路30年春]
四国霊場第67番札所 小松尾山大興寺は、天平14年(742)弘法大師の創建で、ご本尊は薬師如来です。
仁王門 ↓ 両側に運慶作とされる金剛力士像があります。高さ314㎝、鎌倉初期の作で四国霊場中最大とされます・
仁王門をくぐってすぐ階段を上がって本堂の前に出ます。階段わきに大木。
大興寺は現在は真言宗ですが、その昔、真言24坊、天台2坊が甍を連ね同じ境内で真言天台二宗が兼学した歴史を持ちます。そのため 本堂の向かって左側に弘法大師堂があり、向かって右側に天台大師堂がたっています。私達は弘法大師堂の前で法楽を行います。
本堂の中には赤い蝋燭がたくさん灯されていました。「七日燈明」といって赤い蝋燭を七日間灯して祈祷していただくもので病気平癒、安産、良縁等のご利益があるそうです。
本堂 ↓