日光東照宮に来ています-2- [茶の湯]
献茶式の参列者受付は9時からですが、受付場所の表番所に8時半ごろ着きました。周辺を散策します。表門から中に入ると、右側に下神庫、中神庫、上神庫が並んでいます。ここには春秋の例大祭で行われる百物千人武者行列の際に用いられる衣装や道具類等が納められています。
反対側には神厩舎があり、そこは、猿の彫刻で守られています。
↓一番左にあるのが、見ざる、聞かざる、言わざるの三猿。
御水舎の隣に輪蔵 ↓
陽明門手前奥に鳴龍で有名な本地堂。手前にあるのは鼓楼です。
いよいよ陽明門をくぐります
塗り替えられた彫刻類が朝の光の中に輝いています。
門をくぐると、左側に神輿社があり
正面は唐門です。この奥が拝殿、本殿となりますが、現在修理中で覆屋がかかっています。この奥の建物の中で献茶式が行われます。
唐門の前を通り、奥の院へ向かう途中に眠り猫の彫刻があります。
設計図のようなものは残っていないので、塗り替えの時にはその時の職人の個性があらわれるそうです。
猫の彫刻の真後ろに、雀の彫刻があり、平和を象徴しているといわれます。平和な世の中を護るとのイメージは東照宮全体を通じて各所にあらわされています。
つづく 茶会のことな℃。