第4番 大日寺 [四国遍路29年春]
大日寺は蜂須賀家の信仰篤かった寺ということですが、落ち着いたたたずまいのお寺でした、
3番の金泉寺からは約10分ほどの距離ですが、これまでの人家に囲まれた所と違って鄙の趣を感じながら遠くに緑濃い山を眺めながら走りました。途中で歩き遍路の人達の姿を見かけて、改めて四国へやってきた実感をもちました。
駐車場の周辺は紫のスオウや黄色のエニシダ等色彩鮮やかな花が植栽されて美しく、また、独特の形の楼門が印象的でした。
古色を帯びた本堂に安置されている御本尊、大日如来はくすんだ黄金色をして端正な美しいお姿の仏様でした。 ↓ 本堂
本堂から右手の方に回廊があり、様々な仏像が祀られています。
美しい穏やかな表情の弁財天や、厄を追い払うという美しい青面不動が祀られていました。
さらに、続いて西国33カ所の観音像が安置されていますが、これらは江戸時代に奉納されたもので、現在修復をすすめているとのことです。
回廊を廻った所が大師堂です。